暗号化したデータでそのまま計算するHomomorphic encryptionなんていう世界があるんですねー(゚д゚)! Machine Learning Classification over Encrypted Data(PDF) http://t.co/y5fyRKwCnt
— Satoshi Noto (@n3104) 2015, 3月 7
上記のツイートをした通りで、Homomorphic encryption、日本語で「準同型暗号」というものがあるそうで、要は暗号化したままのデータで足し算とか掛け算を行うもののようです。
- 準同型暗号 - Wikipedia
- Fully homomorphic encryption 完全準同型暗号の流れとか(その後)
- プレスリリース | クラウド向け暗号技術の安全性評価で世界新記録を達成 | NICT-独立行政法人 情報通信研究機構
Machine Learning Classification over Encrypted Dataでは病気の判定を機械学習で行う際に、利用者の個人情報を守る観点で暗号化したままトレーニングと判定の両方を行う方法について書いてあるっぽいです。Hadoop界隈でも2, 3年ぐらい前からセキュリティ周りの機能強化みたいな話があって、あまり関係ない話だなーと思っていたのですが、最近は仕事で個人情報とかセキュリティ対策みたいな話が出てくることがあり、ちょっと気になって調べてみました。将来的には暗号化したままデータを扱うというのも普通のことになるんですかねー。
ちなみに、Machine Learning Classification over Encrypted DataについてはO'ReillyのNewslettersのDataに載ってました。毎週10個ぐらいのトピックが送られてきて、タイトル眺めるだけでも流行り?が分かるような気がして気に入ってます。