ヤフーの1on1―――部下を成長させるコミュニケーションの技法
ヤフーの1on1―――部下を成長させるコミュニケーションの技法
- 作者: 本間浩輔
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2017/03/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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自分がマネージャーをやってるチームで1on1をやってみようという話になったのですが、1on1についてまったく知らなかったので読んでみました。ページ数も240ページ程度でさくっと読めますし、内容も事例と対談中心で読みやすかったです。1on1がどういうものか知りたい人はとりあえず読んでみるといいと思いました。
読んでみて、とりあえず1on1をやってみようと思うようになりました。読む前までは目的や効果について懐疑的な印象を持っていました。メンバーの育成が目的の手法に見えていて、現在のチームのメンバーは全員自律的に動けるメンバーばかりで、今更かなーという印象があったので。読み終わってもその印象が完全に拭えてはいないのですが、とりあえず暫くやってみて判断しようという気持ちになりました。理由は以下の通りです。
- 文面から筆者の真摯な人柄というか育成に対する熱が伝わった。
- 効果はやらないと実感できないと書かれていた。
- 普段のコミュニケーションの種類が私(マネージャー)からメンバーに対する進捗確認や課題解決になりがち。メンバーから私へのコミュニケーションを増やすことで気づきがありそう。
- 1on1をやったことがない。やったことがないことはやってみないと判断できない。
ということで、以下のルールで暫く実施するつもりです。
- 隔週(月2回)とする。書籍の中で最大でも3週間で1ヶ月あいだを空けてはいけないという記述があった。
- 1回30分前後とする。様子を見て15分ぐらいにするかも。
- マネージャーはアジェンダを用意しない。メンバーが用意する。
- 話題は任意とする。
- メンバーもなるべくヤフーの1on1―――部下を成長させるコミュニケーションの技法を読む。
基本は毎週らしいのですが、それは辛いので隔週としました。あと、毎日様子を見てると毎週ネタが見つかるみたいなことが書いてあったのですが、今の職場は週の半分はリモートワーク+オフィスも地理的、タイムゾーンすら異なるメンバーなので、ネタが見つかる印象を全く持てなかったのもあります(^_^;)