Hooked ハマるしかけ 使われつづけるサービスを生み出す[心理学]×[デザイン]の新ルール
Hooked ハマるしかけ 使われつづけるサービスを生み出す[心理学]×[デザイン]の新ルール
- 作者: ニール・イヤール,ライアン・フーバー,Hooked翻訳チーム,金山裕樹,高橋雄介,山田案稜,TNB編集部
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2014/05/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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社内でビジネスモデル・キャンバスのワークショップをやった際に、講師である同僚が紹介していたので読んでみました。翻訳書ですがとても読みやすかったです。ページ数も200ページほどで、説明も具体例を交えながら説明してあり、サラッと読めました。タイトルの通り使われ続けるサービスを作るためのノウハウが書かれているので、サービスの企画をやる人は読んでみるといいと思いました。
TwitterやFacebook、Googleのように日常的に利用してもらうようなサービスにするには、サービスを利用することをユーザーの習慣にする必要があるというのが本書の前提です。そしてユーザーの習慣となるようなサービスにするために「フック・モデル」というフレームワークを紹介しています。フック・モデルは以下の4つのステップに分かれており、そのステップをユーザーに何度も繰り返し経験してもらうようにすることで、ユーザーはサービスを利用することを習慣とするようになります。
- トリガー( きっかけをもたらす)
- アクション( 行動をうながす)
- リワード( 報酬を与える)
- インベストメント( 投資させる)
各章の最後に「今すぐやってみよう(Do This Now)」という課題があり、実際に企画する際はこの課題をそのまま利用できそうでした。Running Lean ―実践リーンスタートアップ (THE LEAN SERIES) *1を読んだ際も思いましたが、具体的な指示が書かれていると、まずはそれを試すことが出来るので、そういう意味でも良い本だと思いました。
*1:そういえばブログ書いてない。。