Webディレクションの新・標準ルール 現場の効率をアップする最新ワークフローとマネジメント

直近でプロダクトマネージャーというロールをやる予定があり、システム開発やプロジェクトマネージャーの経験はあるんですが、UI/UXというかデザイン周りの経験がまったくないので、まずはディレクションから学んだ方がいいかと思い読んでみました。入門者向けで非常に読みやすい本だったと思います。

内容としてはディレクションの目的や役割から始まり、企画、設計、制作・進行管理、運用・改善と全行程について書かれていて、よくある入門者向けの1トピックを見開き2ページで説明する感じでした。結局Webシステムの企画から開発・運用までを扱っているという意味でシステム開発でも共通する部分が多く、7割ぐらいは既知の内容でしたがシステム会社視点ではなくてWebディレクター視点で書かれており参考になりました。

それにしても、最近書かれた本だからなのか、それともWebディレクター向けの本だからなのかわかりませんが、SlackやChatWork、Backlogなども普通に紹介されていることに驚きました。もしかしたら、最近ならシステム開発者向けの書籍でも普通に利用するものとして紹介されているのかもですが。

全体像について書かれている本であるため情報設計やワイヤーフレーム、デザインガイドラインの詳細については触れられていなかったので、その辺りは別途学んでいければと考えています。