DevLOVE 2009 FUSION

DevLOVE2009 FUSIONに行ってきた。とても、とーーーーってもよかったw

オープニング (papandaさん)

あいかわらず、ゆるい感じがよかったですw かっこいいビデオだったなぁ。

「ソフトウェア開発から見た『ソフトウェアをサービスするビジネス』」倉貫義人(SonicGarden)

スライドはこちらDevLOVE 2009 倉貫。従来のSIと社内ベンチャーであるSonicGardenの違いを話されていた。

  • ベンチャーではSIのノウハウは使えなかった。
  • Point of Sales(製造業/SI) vs Point of Use(サービス業/Webサービス
    • この違いを理解しないとSI企業はいつまで経ってもサービスはやれない。
  • ユーザー企業から見たSaaSのメリットとして、初期投資もあるが、利用開始までの時間が短いことの重要性について触れていた。
    • 競合よりも早く構築できるため時間を節約できる。時間を買うことが出来る。
  • 毎月リリースしていたらおじさん達に怒られた。
    • リリースという言葉を避けるようにしている。
    • 毎月リリースしていると、リリースが怖くなくなる。当たり前のことになる。
  • Redmine -> Googleスプレッドシート
    • チケットが多くなると重くなった。
    • やはり表の管理の方がよかった。
      • チケット(行)に記述する際の粒度はバラバラ。
  • ML -> SKIP
    • twitterの書きやすさを参考にした。
    • 業務連絡は140文字で足りる。
    • 140文字なので「了解」とかだけでも書きやすい。
  • 指示ではなく提言。
    • 提言 -> 議論 -> 納得
      • 納得が重要。ベンチャーなので1人でもやる気をなくすと回らなくなる。
  • 小さくすることはよいこと

Gainer Cooking / Arduino Hacking ファシリテーター:Kwappa

スライドはこちらGainer CookingArduino Hacking。前々から興味があったので参加してみたが、ますます作ってみたくなったw 値段も以前より下がっていて手ごろな感じだった。

「開発者としての心」萩本順三(匠Lab)

スライド公開されるといいな。萩本さんの話は初めて聞いたけど、ともてよかったです。自分自身が以前悩んでいたことや現在悩んでいること、これから悩むであろうことについて話されていたので、とてもタイムリーで心に響く内容でした。

  • 謙虚さと自己主張のバランスの取り方
    • 許す心 -> 強さ
    • 優しさ -> ゆとり
    • 思いやり -> 想像力
  • 優秀さとは情熱を持続させることが出来ること
    • 持続するための戦略が必要
  • 夢を叶えても自分自身は何も変わらないことを自覚する必要がある
    • 他人の評価ではなく、自己評価が重要
  • 勘違い(破)をするにも守(学び)が必要。守のない勘違いは、ほんとの勘違い。
  • 自分を信じる。
  • ユーザー企業では出来ないので、エンジニアはモデル、プロセス、プロジェクト、要素技術を持っておく。
  • 作るだけでなく描くことも必要。
  • 遊びが必要
  • 普段から利用している視点。これらを行き来することで理解できるようになる。
    • 理念
    • 目的 + 価値
    • コンセプト
    • カニズム
    • 現実

ダイアログ

3人のチームで「覚悟」をテーマに話したところ、全員が最近転職していて転職がテーマとなった。面白いのは、全員今までと違うことをやりたくて転職したという点。勉強会に来るような人だから当然かもしれないが、前向きでいいなと思った。

「ワールド・フュージョン・カフェ」 (ファシリテーター:gaoryuさん)

「いまとにかく言いたい事」というテーマだった。ウチのチームは勉強会のよさから始まり、お互い行っていないセッションの情報交換とそのセッションのいいと思ったところを話し合った。

  • 元気をもらえる!
  • DevLOVEは他のセミナーなどと違って、自分の意見を聞いてもらえていいw
  • 同じ職場の人ではないからこそ話せる(相談できる)ことがあるよね。

色々あったんだけど、忘れちった。写真の公開待ちかな。

クロージング (papandaさん)

う〜ん、俺の月ってなんだろう。30代の課題はあるけれど、フュージョンした先みたいのは考えてなかったな。。たぶん、自社の成長かな。自分自身はコーディング能力アップ!
あと、「アジャイルをやりたい」ではなく「アジャイルで何をやりたい」かというのはその通りだと思った。手段が目的化してることってほんと多いと思う。まず、目的を見据えないとね。

まとめ

元気をもらえたのはいつもと同じで、今回特にリマインドされたのはソフトウェアってあくまで手段で、目的は顧客に価値を提供するという点。当たり前のことなんだけど、そういう雰囲気に満ちた現場って見たことないなぁ。少しずつでも働きかけていけるといいなぁ。
あとは毎度のごとく、企画/運営のみなさま、スピーカーのみなさま、参加者のみなさまに感謝です!ありがとうございました!!