2018年振り返り

2018年について振り返ってみたいと思います。ちなみに、去年は2017年振り返り - n3104のブログでした。

マネージャー職になって2年経った

昨年から引き続きマネージャー職を1年続けて2年経過しました。このブログを書きながら1年間の出来事を振り返ったのですが、メンバーのおかげで色々と進んだなーと思います。昨年の時点でチームとしての練度は高まっていたので、その結果を確認できた1年だったと思います。今年の1月時点で6名のチームだったのですが、6月末に2名抜けて一旦4名まで減って、10月に1名、11月に2名増えて現在7名になりました。要は約半分がいなくなり、それよりも多いメンバーが新たに加わったのですが、チームとしての練度が高まっていたので、新規メンバーの受入も既存メンバーに問題なく対応してもらえました。むしろ1年前よりもよりチームとしての練度も上がっていると思いますし、チームの文化というかアイデンティティーのようなものもより明確になった気がします。

私自身としては、マネジメントスタイル自体は昨年から特に変えていませんし、1年マネージャー職を経験したこともあり、振り返ってみると、今年1年は昨年よりも余裕を持ってマネージャー職に取り組めていたと思います。そのため、チームマネジメントスキルについては大幅に伸びたというよりは、引き出しが増えたという感じでした。あとは、チームの練度が上がり、取り組む課題のステージを1段上げられるようになったので、昨年だと取り組めなかったテーマにいくつか取り組むことが出来、いろいろと学ばせてもらったと思います。何より、昨年仕込んだものが着実に成果をあげるという結果を確認できたことが一番の収穫かもしれません。

1点確実に伸びたと言えるとしたら、採用スキルでしょうか。6月に4名に減ることは4月ぐらいから分かっていたため、4月末ぐらいから9月末ぐらいまでの約半年ほどはとにかく採用活動に時間を割きました。毎日採用エージェントのサイトで候補者を確認したり、書類審査や1次面接をひたすらやる中で、合格しそうな方かどうか*1を見極めるスキルはそれなりに付いたと思います。何より、1次面接において候補者を口説くため、私が担当するグループの事業環境や業務内容、魅力などについて整理できたのはよかったと思っています。

会社ブログ

この1年、仕事が忙しすぎて全く書けていませんでした。ですが最後にre:Invent 2018関連で会社ブログを10本書き、久しぶりに技術ブログを書いていたら楽しかったので、来年はもう少し定期的に書きたいと思っています。

英語

プログラマは毎年1つ新しい言語を勉強するというのがあると思いますが、私としては今年学んだ言語は英語でした。それぐらい英語に時間を割いたと思います。集計したら300時間以上やってました(゚д゚)!

1年間の成果としては英会話未経験の状態から最低限の英会話ぐらいならできるようになりましたし、英作文をする際に文法構造を意識して作文できるようになりました。

英語についての振り返りは2018年英語学習振り返り - n3104のブログに記載しています。英語学習もある程度まで進んだと思うので、来年はもう少し割当を減らして、他のことにもバランスよく取り組めればと考えています。

読書

去年と比べるとビジネス書は読めなかった気がします。あと、読み終わった本のブログを書けなかったです。

WEB+DB PRESS

去年から購読を再開ましたが、購読を続けてよかったです。自分の興味に関係なく最近の技術に関する情報をインプットできるので、全記事を読むようにしています。結果的に仕事でも役立つこともありましたし、今後も継続するつもりです。

SICP

無事?その後も社内読書会が1年続きまして、3.3.5から4.1.3まで進みました。基本隔週1時間でやっていて、今年は19回(通算62回)やりました。このペースだとあと1年半近くかかりそうです(^_^;)

ついに4章に入り、evalの実装まで来ました。こんなにサクッと作れるのは衝撃です。最近はSICPの範囲ではありますがLISPのコードを読むのも、机上デバッグするのも普通にできるようになった気がします。ちょっとした単体テストまで書くようになりました。

いやー、しかし、みなさんLISPデバッグってどうやってるんでしょうね。うまく組めた時はいいんですが、期待通りに動作しないときのデバッグは基本的に机上デバッグになっちゃうものなんでしょうか。。手続き型言語デバッグプリントを入れるのがほんと簡単だなーと思います。

Mastering Bitcoin

有志でやっている読書会で読みました。まったくビットコインブロックチェーンについて知識がなかったので、ある程度概要がつかめてよかったです。

この読書会はもう6年続けているんですが、直接業務とは関係ない本を読めるのがいいと思っています。中心メンバーとの付き合いも長いですし、この読書会でいろいろな方とお会いできたりもしていて、今後も続けたいと思ってます。

Site Reliability Engineering

社内で読書会が結成されたので参加しました。普段は自社サービスの運用をしていることもあり、非常に参考になっています。まだまだ適用できない手法も多いのですが、今後適用できる部分は適用していこうと考えています。

読書会の進め方としてScrapboxを利用しており、毎回各自がScrapboxに気になったことを記載し、その内容にお互いにコメントするという形です。この形式は初めてだったのですが、各自が同時に書き込むことでバイアスのない状態のコメントを見れるのがいいと思っています。あとは読書会当日に参加しなくてもScrapboxの内容を見ることで後追いで参加できるというメリットがあることも分かりました。

Dragon Slayers' Academy

英語学習の一環で多読用に読み始めました。完全に理解できているかというと細かなニュアンスが分からなかったりするのですが、おもしろいと思えるレベルでは内容を理解できていると思います。さくさく読めるので、ファンタジー寄りの児童文学が好きな方にはおすすめかもです。

アニメとか

今年もプライムビデオは結構観てて、dアニメストアも契約しちゃいました(^_^;)

特に印象深かったのは以下辺りでしょうか。

ささみさん@がんばらないはおもしろかったので、原作を読んだら完結していなくて涙しました。でも、ほんとおもしろかったです。同じく最近原作を読んでいるのが終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?です。原作という意味では狼と香辛料は原作を読んだ上での視聴で、非常にクオリティはよかったですけども、ストーリー展開を知っているため二期は途中で観るのを止めてしましました。ソードアート・オンラインⅡはずっとプライムの対象にならなくて、dアニメストアが始まったので契約して観ました。いやー、ほんとよかったです。ちょうどソードアート・オンライン アリシゼーションも始まり、現在視聴中です。プリズマ☆イリヤFateシリーズということで何となく観始めて、最初はテンションとか作風についていけなくなりそうだったんですが、シリーズを重ねる毎にストーリーに深みが出て完全にハマりました。

後は10月ぐらいにFate/Grand Orderを始めてしまい、地味に時間を取られてます(^_^;)

その他

Hadoop周りは今年も去年に引き続き、特に何かやったりはしなかったので、そろそろプロフィールから「Hadoop好き」は取り下げようと思います。。機械学習関連も少しだけTensorFlowとKaggleのチュートリアルを触ったりしたぐらいで、そこまで時間は割きませんでした。

個人ブログも今年はあまり書けませんでした。ネタがなかったというより、書く時間を取れませんでした。
2018-01-01から1年間の記事一覧 - n3104のブログ

購読している各種ニュースメールとかRSSフィード日経ビジネスなど消化できなかったものも大量にあるので、来年はもう少しバランスよくいろいろ取り組めればと考えています。

まとめ

振り返ってみると、2018年も密度の高い1年だったと思います。幸いなことに?未だに毎週のように金曜になると月曜が1ヶ月前のように感じる日々を過ごしています(単に変化が多いだけであって、密度が高いわけではないのかもですが(^_^;))。ただ、やはりマネジャー職を継続した分、プレイヤーとしての成長はあまり感じられなかったので、来年こそは改善していきたいと考えています。

*1:二次面接はチームのメンバー全員が合格を出す必要があるので、私だけがよいと思った方でも合格しないためこのような表現になっています。