前々から分離型キーボードが気になっていて、Mistel BAROCCO MD770 JP(日本語配列) キーボード をつい勢いで買ってしまいました。まだ買ったばかりなのでどの程度肩こりに効果があるのかは不明です。Macで利用できるようにするまで試行錯誤したので、設定手順についてメモしておきます。
前提
- MacBook Pro (13-inch, M1, 2020) 日本語キーボード
- Monterey Version: 12.6.3
- Mistel BAROCCO MD770 JP (Ver.MD770JPALL 2107)
- Karabiner-Elements 14.11.0
設定手順
- BAROCCOの Fnキー のリマップ
- Karabiner-Elementsでキーのリマップ
1. BAROCCOの Fnキー のリマップ
BAROCCOは Fnキー をマクロプラグラミング等に利用する特殊なキーとしているため、初期状態だと 右Windowsキー(右Cmdキー)として利用できません。そのためは好みのキーに Fnキー をリマップします。私は 全角/半角キーキー にリマップしました。手順は マニュアル を参照してください。Fnキー のリマップにはレイヤーの指定が必須のため、まずレイヤー1〜3のどれかに変更しないければいけないのが注意点です。私はレイヤー1に変更してリマップしました。
※ その後、Pnキー + TABキー を偶然タイプしてmacOS 風最適化モードに切り替わり原因調査に苦労したので追加で Pnキー を Insキー にリマップしました。。
2. Karabiner-Elementsでキーのリマップ
Karabiner-Elements で以下のようにキーをリマップします。
Karabiner-Elements をインストールしていない場合は Installation | Karabiner-Elements に沿ってインストールします。バイナリは brew install --cask karabiner-elements
でもインストール可能です。私は brew コマンドを利用しました。
リマップ手順は MacでWindowsキーボードを使う!Karabinar-Elementsの設定法 - ビビーノ・ワイン が分かりやすかったです。
備考
macOS 風最適化モード
BAROCCOにはmacOS 風最適化モードが存在します。Karabiner-Elementsでリマップする内容とほぼ差がないのですが1点だけ F1 〜 F12キー が通常のファンクションキーではなく音量の制御等が行えるキーに割り当てられています。そのため通常のファンクションキーとして利用するには Fnキー を押しながら F1 〜 F12キー を操作する必要があります。Mac側の設定で外部接続するキーボードを標準ファンクションキーとする設定を有効にしてもこの挙動はかわりませんでした。。そのため今回の設定手順を探すことになりました(´・ω・`)
英字キーボードとして認識される?
トリガーが不明ですが急に英字キーボードとして認識されたのか記号が日本語キーボードの位置と異なるものが入力されるようになりました。ただ一度USBのケーブルを抜き挿しすると挙動が戻ったので調子が悪いときはケーブルを挿し直すとよいのかもしれません。
最後に
キーボードを肩幅に合わせて配置できるようになったので自然と姿勢も気をつけるようになりました。肩こりに効きそうで期待大です!