初春オブラブミニミニイベント「ペアプロワークショップ」

http://atnd.org/events/11855

初のペアプロ体験でした!ちょっと経ったのでうろ覚えの部分のもありますが、考えたことなどをメモしておきます。

  • 関係性が構築されていなかったり、お互いのことを知らない状態で、白紙の状態からペアプロするのはツライ気がしました。あと、時間も1時間半は短すぎる気がしました。きっと、1週間ぐらいするととても効果が出るやり方な気がします。
    • 初対面なこともあって、周りを見るとみんなとても緊張していて、それだけでエネルギーの大半を使っている気がしました。
    • 1時間半ぐらいあった時間の大半を相手を知ることに使ってしまい、探り合いな感じで、普段よりリズムが悪かったです。まぁ、初対面なのだから当たり前ですが。
  • 最初にやることを書きだすとか、コードを育てるとかは普段から一人でも実践していることなので、ペアプロだから極端によくなるというものでもない気がしました。
    • とはいえ、チェックする視点が2人に増えるため、漏れが起きにくいことと、視点の偏りが減るのは間違いないと思います。まぁ、この辺は個人的にレビュー依頼したり、相談することで補える部分なのですが、個人の取り組みではなく仕組みとなっているのがよいのだと思います。
  • 全てペアプロにしなくてもいいのかなと思いました。実際、普段の仕事でも要所要所で他のメンバーを巻き込んで一緒に作業していたことに気づきました。そういう意味ではペアプロは既にやっていたのかもしれません(^^ゞ
    • アルゴリズムの設計とか、モデリングとかは一緒にやるというのは却って効率が下がると思います。叩き台は一人で作って、それをレビューしたりするのを複数人でやるのはいいと思いますが。
    • 実際、今回はボーリングのスコア計算だったわけですが、相方さんと私ではまったく違う設計だったため、却って混乱した気がします。ある程度形になったアルゴリズムであれば、それを理解した上でどうするという話ができるのですが、アルゴリズムそのものを育てていく過程を一緒にやってしまったため、相方さんの思考をトレースできず、しかもついつい自分でも自分なりのアルゴリズムを考えてしまって、非常にやりづらかったです。
  • プロジェクトで言うとチームのスキルの底上げ、開発標準の周知、ソースの癖を把握しておくことでレビューの効率化などのメリットがあると思います。
    • 継続的にペアプロするならば、レビューとかはいらないのかもしれませんが。
    • 新人教育に有効だと主催者の方が言われていた気がしますが、知識の伝達にはとても有効だと思います。逆に言うと伝達というコンテキストにない場合は、行き詰まったときにだけ相談する感じで部分的にペア作業すればいいだけの気がしました。
      • 行き詰まったと判断する、および実際に相談するまでのタイムラグを最小化出来るメリットはあると思います。

百見は一触にしかずなので、ほんとうに参加してよかったと思います!主催者および参加者のみなさまに感謝しております。ありがとうございました!!