日経ビジネス 2009.7.13

  • 富士通が部長集団を取引先にコンサルタントとして無料で送り込んでいるとの記事があった。業務部門から部長級の社員を社内研修した上で、取引先にコンサルタントとして送り込む。そして彼らが取引先の課題を解決し、富士通のファンになってもらい、次案件につなげるというものだ。これによって他のSIerとの差別化を図り、価格競争から抜けられるとのことだった。この方法が定着すれば富士通のシステムの価格にはコンサルタント料があらかじめ含まれた価格になるだろうから、トータルだと同じ価格になるのかな。規模があるから出来ることだろうが、いい方法だと思う。
  • トップが危機感を磨く方法という記事があった。それなりの業績を上げている企業では社員が危機感を持つことが難しく、課題解決が先送りにされるというものだ。これってその通りだと思う。自分だけ危機感が強くて、周りとのギャップが大きいと一人相撲になって不満ばかりが募ってしまう。やはり早い段階から周囲と相談することが大切なんだろうな。そうすれば自分の考えが正しいときは周りも共有してくれることになるし、間違っているときは安心できるし。あと、相談する際に相手の意見を聞き入れる姿勢が大事だと思う。気をつけよう。