英会話ペラペラビジネス100

英語を使う職場に転職したのですが、仕事でよく使う言い回しがわからなかったため、何冊か見比べて読んでみました。当たりだったと思います。100フレーズのうち50フレーズぐらいは普段の仕事でも使える内容だったと思います。また、それぞれのフレーズについての解説も非常に参考になりました。仕事で英語を使う方にはおすすめの本だと思います。

本書の構成としては見開き2ページで1つのフレーズを紹介しています。左側のページではそのフレーズを利用した実際のちょっとした会話のやり取りが載っています。右側のページにはフレーズについての解説と作文問題があります。赤シートが付属しており、英作文の練習ができるようになっています。フレーズは以下の相手との距離感に応じた4種類に分けて順番に紹介していきます。

  • Frist Contact: 初対面と人
  • Light Contact: たまに会う人
  • Regular Contact: いつも会う人
  • Heavy Contact: 頻繁に会う人

3月から読み始めて約半年ほど読みました。合計で8周しました。少ない時は毎日10分、多いときは毎日20分ほどやっていました。結果的には4割ぐらいの内容は仕事中に自然に使えるようになったと思います。ちょっと不安な時は本を開いて確認する感じです。2周目までは英作文はしないで日本語と英語を順番に読んで、3周目からは赤シートで隠して日本語を英訳しながら読んでました。8周しても未だに3割ぐらいは間違えます。。一番の理由は例文の日本語訳が自然すぎるというか、5H1Wとかコンテキストを抜きにしているので、間違えて解釈してしまう感じです。せっかく赤シートをつけて英作文の練習をさせるつもりなら、日本語訳はもう少し厳密に書いてほしかったかなと思います。まぁ、日本語的にはとても自然な訳なので、微妙なとこなんだとは思いますが。

基礎というか基準を作るため、とりあえず最初の1冊はある程度やり込んでから何冊か読もうと思っていたので、そういう意味ではよい本だったと思います。ただ、実際には職場で他の人が使っていない表現も当然出てくるので、どこまで筆者の言っていることを信じてよいか非常に悩ましい感じでした。例えば Why don't we ...? とか誰も使わないんですよね。。あとは Can / Could / Would の使い分けも非常に悩ましいです。既に他の本を読んだり検索していくつかサイトを見比べたりしてますが、まだまだ感覚的に使い分けはできないです。まぁ、この辺は気長に取り組むしかないかなと思ってます。