2022年ふりかえり
2022年についてふりかえってみたいと思います。ちなみに、去年は 2021年振り返り - n3104のブログ でした。
仕事
改めて期待値調整大切だなーと思う1年でした。後は大小含めて7プロジェクトほど関わりましたが、それぞれ初めて試す部分があり、学びがあってよかったです。
コーチング
たぶん今年一番伸びたのがコーチングのスキルだと思ってます。現在社内コーチとして3名の方にコーチングを提供しています。もともと内製化支援サービスでコーチングをメインとしている同僚がいたこともあり、今年はコーチングの本を5冊ほど読んである程度イメージは理解したつもりでいたのですが、やはり実践してみるとぜんぜん理解できていなかったことがわかりました。
具体的な進め方はGROWモデルをベースに質問をしながらアクションに繋がるように後押ししているだけですが、クライアントによって相談内容もセッションの雰囲気もぜんぜん違うのですごく勉強になります。何より自分の意見を言わずに質問をし続けるだけなので、想像もつかない話が聞けてともて面白いです。
あとやってみて分かったのはマネージャーがコーチング的な手法を利用するのと純粋なコーチングは別物ということです。私は社内コーチとして直接利害関係がない社内の同僚に対してコーチングを提供しているので純粋なコーチングをやれています。ですが、もし自分がマネージャーであった際にチームのメンバーに対してコーチング的手法を適用しようとしたら、かなり難しいだろうなと予想しています。もちろん、1on1の際などに今日は純粋なコーチングをやろうとメンバーに対して説明し、同意を得た上でやるならできるかもしれませんが。。なので、その違いを理解できたこともよかったですし、純粋なコーチングを実践する機会を得られたことも幸運だと思っています。
スクラム
9月から受託開発案件に参加したのですが、そちらではスクラムを採用していました。そのため並行してスクラム関連の書籍も3冊ほど読み、おかげてスクラムのやり方や思想、採用する際の前提条件や実施する上での留意事項などもある程度把握できました。スクラムも名前は聞いたことがあったのですが実際にやったことがなかったので経験を得られて幸運だと思っています。
内製化支援
実際に複数の案件をやる中で顧客の期待値や自社として提供できそうな価値についてある程度整理できたと思います。サービス立ち上げ初期なこともあり、色々試した1年だったと思いますし、顧客の解像度もかなり上がったと思います。思い返すとほんといろんなことをやった気がします。。今までのキャリアの延長では経験できないことを色々経験できたのは期待していたことだったのでよかったと思っています。
あと同じチームのメンバーがコーチングやスクラムに詳しいので、疑問に思ったことはいつでも確認できるのもよかったです。いやー、ほんとラッキだなーと思ってますw
英語
今年も1日1時間の英語学習を継続しました。詳細は 2022年英語学習ふりかえり - n3104のブログ に書いてあります。現状、英語を仕事で使う機会がないので、趣味に振り切ってもいいかなと考えてたりします。
読書
今年もそこそこ読んだのですが、何冊かは読書メモを書けなかったです。なので8月くらいからは読書メモを書くまでは次の本を読まないルールに変えました。
- データ指向アプリケーションデザイン ―信頼性、拡張性、保守性の高い分散システム設計の原理
- English Grammar in Use Book with Answers and Interactive eBook: Self-Study Reference and Practice Book for Intermediate Learners of English
- Goならわかるシステムプログラミング - n3104のブログ
- FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
- Clean Architecture 達人に学ぶソフトウェアの構造と設計 - n3104のブログ
- エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計
- モダンエルダー 40代以上が「職場の賢者」を目指すこれからの働き方 - n3104のブログ
- 図解ポケット コーチングの基本とツボがよくわかる本 - n3104のブログ
- 新 コーチングが人を活かす - n3104のブログ
- DXを成功に導くクラウド活用推進ガイド CCoEベストプラクティス - n3104のブログ
- この1冊ですべてわかる 新版 コーチングの基本
- ディープラーニング 学習する機械 ヤン・ルカン、人工知能を語る (KS科学一般書)
- 雰囲気でOAuth2.0を使っているエンジニアがOAuth2.0を整理して、手を動かしながら学べる本 - n3104のブログ
- OAuth、OAuth認証、OpenID Connectの違いを整理して理解できる本 - n3104のブログ
- OAuth・OIDCへの攻撃と対策を整理して理解できる本(リダイレクトへの攻撃編 - n3104のブログ
- コーチング・バイブル(第4版)―人の潜在力を引き出す協働的コミュニケーション
- アイデアをカタチにする!M5Stack入門&実践ガイド[M5Stack Basic/M5StickC対応]
- システム内製化の極意 事例で学ぶDX推進の切り札(日経BPムック)
- 3分間コーチ ひとりでも部下のいる人のための世界一シンプルなマネジメント術
- Evidence-Based Management Guide - n3104のブログ
- チームトポロジー - n3104のブログ
- Amazon Redshift re-invented - Amazon Science
- マスタリングTCP/IP 入門編(第6版) - n3104のブログ
- Measure What Matters 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR - n3104のブログ
- 英会話は筋トレ。 中2レベルの100例文だけ! 1か月で英語がスラスラしゃべれる。
- SCRUM BOOT CAMP THE BOOK - n3104のブログ
- SCRUMMASTER THE BOOK - n3104のブログ
読書会
データ指向アプリケーションデザイン ―信頼性、拡張性、保守性の高い分散システム設計の原理 をやっと読み終わりました。今年も6回開催し、合計で28回かかりました。2年以上同じ本を読みましたが、ほんといい本だったのでよかったと思っています。読書会のメモのボリュームが凄くて結局読書メモとして公開できていないのですが、どこかで公開できるといいなと思ってます。
次は みんなのデータ構造 を読んでいます。6回やって5章まで進みました。データ構造はわかるのですが、理論面の解説が難しいのでまずはデータ構造だけ読んで、最後に時間のある範囲で理論面を読むやり方で進めています。やはり基礎がないと数式の展開は理解できない部分があるので、どこかで数学の勉強をがっつりやりたい気持ちになります。。
主催している読書会も今年で11年目になりましたが、書籍毎に多少のメンバーの入れ替わりもありながら月次開催を続けられていています。いつも参加してくれるメンバーには感謝しかありません。ゆるく続けていきたいと思っています。
データ構造とアルゴリズム
今年はAtCoderはやらなくなってしまい、社内でLeetCodeの問題を一緒に解くのを毎週楽しみにしている感じでした。ただ、案件が忙しくなりすぎて11月からはLeetCodeの会にも参加できなくなっているのが残念です。。案件が落ち着いたらLeetCodeは再開したいと思っています。AtCoderの方はLeetCodeが落ち着いたらコンテストに関係なくやれるといいかなと考えています。
その他
今年もプライムビデオでアニメを観てました。ただ、去年よりも観る時間も減っていて、よかったのは異世界おじさんとオーバーロードの4期でしょうか。FGOもゆるく続けていて、モルガンを5枚揃えてレベル120にしたのは頑張ったかなという感じです。後はマンガアプリで漫画を読みまくっていて、左利きのエレンが特によかったと思います。
まとめ
ふりかえってみると、ありがたいことに2022年も密度の高い1年だったと思います。去年転職する際に期待した通り、今までのキャリアの延長では経験できないことを色々経験できたと思います。常にどうしたらいいんだろうと頭を抱える事態ばかりでしたが、概ねなんとかなったかなと。来年も新しいことを経験できるといいなと思ってます。